耐震等級について【BeansHome】

『家づくり』の基準として『耐震等級』を重視する方々が増えています。
そもそも『耐震等級』とはどういったものなのでしょうか。

耐震等級とは

『耐震等級』とは地震に対する建物の強度を示す指標の一つです。
住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って定められたものです。

住宅性能表示項目より抜粋

耐震等級（構造躯体の倒壊等防止）
極めて希に（数百年に一度程度）発生する地震力が建築基準法で定めており、これに耐えられるものを等級１としています。
等級２は等級１で耐えられる地震力の１．２５倍、等級３では１．５倍の力に対して倒壊や崩壊等しない程度を示しています。

耐風等級（構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止）
暴風に対する構造躯体の崩壊、倒壊等のしにくさ及び構造躯体の損傷の生じにくさを表示します。
極めて希に（５００年に一度程度）発生する暴風による力に対して倒壊や崩壊等せず、稀に（５０年に一度程度）発生する暴風による力に対して損傷を生じない程度を示しています。
最大等級２は、等級１の１．２倍の力に対して損傷を生じない程度を示しています。

 

先月配信させていただいたメルマガで 住宅ローン減税の話を書きました。
その対象基準の長期優良住宅は耐震等級３を求められています。
建築確認を取得する際に必要な建築基準法では耐震等級１以上の性能が求められています。

BeansHomeでは昔ながらの『木造軸組工法』を採用していますが、立地条件、間取りにより耐震、耐風等級を上げられない事があります。
そのような場合には、WOODONEが提供する 『JWOOD』やその他の金物工法を必要に応じてご提案させていただいております。

このような耐震等級などについての知識を持つことは『家づくり』を行うために大切な事だとは思いますが、等級ばかりを追い求めすぎて本来の『家づくり』に望む暮らしやすさやこだわりなどを後回しにしてしまうのは残念だなと思う事もあります。
BeansHomeではお客様それぞれが何を重視するかを考えて『家づくり』を楽しんでもらえたらと思っています。

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